スタートアップの社長の仕事はお金集め!
- gyouseishoshifm
- 6月10日
- 読了時間: 3分
スタートアップの社長の仕事はお金集め!-行政書士によるスタートアップ支援-
「起業したら、あとはサービスを作るだけ…?」いいえ、スタートアップの社長にとって、本当のメインミッションはズバリ “お金集め” です!どんなに優れたアイデアや熱量があっても、資金がなければ動けません。この記事では、「お金集め=資金調達」をスタートアップ経営の中心に据え、いかにして資金を引き寄せ、活用するかをご紹介します。
なぜ資金調達が社長の最重要ミッションなのか?
リソース確保のスピード勝負
アイデアは鮮度が命。市場の隙間を見つけたら、すぐに動き出すための資金が必要。
信用力のバロメーター
投資家が資金を出す=市場やビジネスモデルへの信頼獲得。外部からの「イエス」は、自社の成長ストーリーに箔を付ける。
チーム強化の原動力
優秀な人材は「給料」と「未来のビジョン」を見て動く。資金があれば、優秀な仲間を引き寄せやすい。
資金調達を成功に導く“3つの柱”
1. グラウンドゼロ:メッセージの研ぎ澄まし
エレベーターピッチをマスター「うちのサービスは~です!」を30秒で刺さる言葉に。
ストーリーテリングの妙技 市場課題 → 解決策 → インパクト… 投資家の心を動かす物語を用意しよう。
2. ネットワーキング:勝負は“顔”と“信頼”
イベント&勉強会に顔出し
シード期なら交流会、シリーズA以降はカンファレンスが狙い目。
オンラインコミュニティ活用VCやエンジェルのSlack/Discordで地道に信頼を積む。
3. タームシート攻略:数字と権利の駆け引き
バリュエーション(評価額)のチューニング
高すぎず低すぎず。次のラウンドでバランスを崩さない適正価格を設定する
希薄化(ダイリューション)の管理
創業チームの取り分を守りながら、成長に必要な資金を調達。
優先権・清算時のポジション取り
万が一の“出口”を見据え、創業者に不利になりすぎない条項を交渉しよう。
資金を手に入れたその先—活用とケアが勝負を分ける
キャッシュバーンのモニタリング日々の出費を可視化し、想定以上のコスト膨張を防止。
KPIレポートの徹底投資家に「透明性」を示し続けることで、次ラウンドのドアが開きやすくなる。
次なる資金調達Rallyシード → A → B… “勝ち筋”を描くロードマップを早めに組むと安心。
おわりに
スタートアップの社長は、常に資金調達のアンテナを高く張り巡らせています。「資金調達=お金集め」は、単なる手段ではなく、 会社とチームを動かすエネルギー源。今日ご紹介したポイントを押さえて、ぜひ 大胆に・遊び心をもって 投資家と向き合い、最高のパートナーを引き寄せてください。

当事務所では、スタートアップの皆様の支援プランをご用意しております。私は、事業会社で6年間ほどスタートアップへの出資、業務提携、VC出資、M&A、新規事業実行に携わってきました。お気軽にお問い合わせください。



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